今回は「NFTマーケットプレイス」についておすすめなプラットフォームを紹介していきます。
マーケットプライスは様々あるので、自分の取り扱いたいNFTによって選ばれると良いです。
目次
はじめに
NFTマーケットプレイスとは、NFT作品の販売や購入ができるオンラインプラットフォームのことです。
近年、NFTアートやゲームアイテム、メタバース関連コンテンツなど、さまざまなジャンルのNFTが誕生し、マーケットプレイスの需要が高まっています。
本記事では、NFTマーケットプレイスの選び方とおすすめのサービスについて、国内外の事例を交えて詳しく解説していきます。
NFTマーケットプレイスの選び方
NFTマーケットプレイスには様々な種類があり、ユーザーのニーズに合わせて適切なサービスを選ぶことが重要です。
選び方のポイントとして、以下の点に注目してみましょう。
取り扱うNFTのジャンル
NFTには、デジタルアート、コレクターズアイテム、ゲームアイテム、メタバース関連コンテンツなど、さまざまなジャンルがあります。
ぜひ自分の関心のあるジャンルのNFTを扱っているマーケットプレイスを選んでみましょう。
たとえば、ゲームアイテムに特化したサービスもあれば、複数のジャンルを扱うマーケットプレイスもあります。
NFTのジャンルによって、マーケットプレイスの雰囲気や取引量も異なります。
アートNFTの場合は、作品の芸術性が重視されるため、ギャラリー形式で作品を展示するマーケットプレイスがあります。
一方、ゲームアイテムNFTの場合は、ゲーム内でのユーティリティが重視されるため、ゲームプラットフォームと連携したマーケットプレイスが便利です。
利用可能な決済通貨
NFTの購入や売却には、仮想通貨が必要です。
自分が保有している仮想通貨で決済できるマーケットプレイスを選ぶと便利ですよ。
一般的には、イーサリアム(ETH)やマティック(MATIC)などが利用できるサービスが多いですが、ビットコイン(BTC)やSOL、DAIなど、様々な通貨に対応しているマーケットプレイスも存在します。
最近では、日本円での決済にも対応しているマーケットプレイスが登場していますよ。
初めてNFTに触れる方には、仮想通貨の準備が不要で、日本円で簡単に購入できるサービスがおすすめです。
日本円で対応しているマーケットプレイスとして、例えば「楽天NFT」とかはわかりやすくて使いやすいです。
手数料と取引コスト
NFTの取引には、一定の手数料がかかります。
出品手数料、購入手数料、ロイヤリティなど、さまざまな種類の手数料があるため、自分が支払う手数料の総額を確認することが重要です。
手数料が高すぎると、取引コストが膨らむ可能性があります。
また、ブロックチェーン上でのNFTの売買には、ガス代(トランザクション手数料)がかかります。
このガス代は、ブロックチェーンのネットワーク混雑状況によって変動するため、金額が大きく変わる可能性があるのでしっかり確認することをおすすめします。
ただガス代が無料のマーケットプレイスもあるので、初心者にとっては手軽に取引できるので安心です。
信頼性とセキュリティ
NFTマーケットプレイスは、ブロックチェーンを利用したサービスです。
そのため、サービス運営元の信頼性やセキュリティ対策が重要になります。
大手企業が運営するマーケットプレイスや、長年サービスを提供しているプラットフォームであれば、比較的安心して利用できます。
一方で、新興のマーケットプレイスでは、セキュリティリスクが高くなる可能性があります。
NFTは高額な作品も多いため、ハッキングや不正取引などの被害に遭わないよう、十分な注意が必要です。
信頼できるマーケットプレイスを選び、自身のNFTの保管方法についても学ぶことをおすすめします。
おすすめの国内NFTマーケットプレイス
それではまずはおすすめの国内サービスを2つ紹介します。
Coincheck NFT
大手仮想通貨取引所コインチェックが運営するNFTマーケットプレイスです。
ガス代が無料で、ETHやBTCなど27種類の仮想通貨に対応しているのが特徴です。
ゲームアイテムやコレクターズアイテム、アートなど幅広いジャンルのNFTを取り扱っています。
Coincheck NFTの大きな魅力は、仮想通貨の購入とNFTの取引が同一のプラットフォームで完結できる点です。
Adam by GMO
GMOインターネットグループが運営するNFTマーケットプレイスで、日本円での購入が可能です。
著名人やクリエイター、企業などのオフィシャルNFTを中心に取り扱っています。
購入したNFTは、二次販売も可能です。
Adam by GMOの特徴は、NFTの購入だけでなく、オリジナルNFTの発行・販売もできる点です。
NFTクリエイターとしても活動できるため、新しい収益機会を得られる可能性があります。
おすすめの海外NFTマーケットプレイス
次に海外のマーケットプレイスで、特に有名な3つのサービスを紹介していきます。
OpenSea
世界最大のNFTマーケットプレイスとして知られ、アート、ゲーム、メタバース、音楽など、色んなジャンルのNFTが出品されています。
有名クリエイターやブランドの作品を多数取り扱っているほか、新進気鋭のアーティストの発掘の場にもなっています。
OpenSeaでは、ETHやSOL、DAIなど、主要な仮想通貨での決済に対応しています。
NFTコレクターにとって、世界中のレアアイテムを入手できる魅力的なプラットフォームです。
Rarible
OpenSeaに次ぐ規模を誇るNFTマーケットプレイスで、デジタルアートコンテンツが中心です。
独自の仮想通貨である「RARI」を使ってNFTの取引ができるほか、マイニングによってRARIを獲得することも可能です。
Raribleの特徴は、コミュニティ重視のプラットフォームという点にあります。
クリエイターとコレクターが直接つながり、作品への価値付けやプロモーションなどが行われています。
NFTを投資対象と捉えている人にとっても興味深いサービスです。
Nifty Gateway
アーティストやブランドとの公式パートナーシップを通じて、NFTデジタルアートを販売しているプラットフォームです。
芸術性の高い作品を中心に取り扱っており、オークション形式の販売も行われています。
Nifty Gatewayでは、ドロップ(新作リリース)の際に、登録者に対してランダムで購入権が付与されます。
この希少性が、作品の価値を高める要因となっています。
また、売上の一部がクリエイターに還元される仕組みも評価されています。
NFTマーケットプレイス活用のポイント
NFTマーケットプレイスを上手く活用するためのポイントをいくつかご紹介します。
ウォレットの作成・接続
NFTの取引には、ブロックチェーンウォレットが不可欠です。
有名なウォレットとしては、MetaMask、Coinbase Wallet、Trust Walletなどがあります。
ウォレットを用意し、適切な方法でNFTマーケットプレイスと接続する必要があります。
ウォレットには大切なプライベートキーや秘密の復元フレーズが保管されるため、セキュリティ対策をしっかりと行いましょう。
マーケットプレイスに接続する際も、フィッシング詐欺サイトには十分注意しましょう。
仮想通貨の準備
NFTマーケットプレイスでは、基本的に仮想通貨での決済が必須です。
事前に仮想通貨取引所で開設しておきましょう。
ここではやはり顧客満足度№1の【GMOコイン】をおすすめします。
ETHやSOLなどの主要な仮想通貨が利用できるマーケットプレイスが多いですが、一部では独自トークンの利用を求められる場合もあります。
日本円での決済に対応しているマーケットプレイスでも、最終的にはウォレットへの仮想通貨の入金が必要になるため、取引所での通貨の準備は欠かせません。
取引履歴と納税の管理
NFTの売買には、課税対象となるケースがあります。
国内で行ったNFTの取引については、所得税や消費税の申告が必要な場合があるため、適切に納税する必要があります。
マーケットプレイス上では、取引履歴を確認できるので、計上漏れがないよう管理しましょう。
NFTの所有権や売買価格、手数料など、納税の根拠となる情報を適切に把握しておくことが大切です。
まとめ
NFTマーケットプレイスを選ぶ際は、自分のニーズに合ったサービスを見つけることが重要です。
本記事で紹介したポイントを参考にして、取り扱うコンテンツ、手数料、決済方法、信頼性などを総合的に判断しましょう。
国内外を問わず、魅力的なNFTマーケットプレイスが数多く存在します。
NFTの購入や売却を検討しているユーザーは、適切なサービスを選んで活用することで、新しい体験やビジネスチャンスが広がるかもしれません。
NFTの世界は日々進化を遂げており、今後もさらに面白い展開が期待できそうです。
よくある質問
NFTマーケットプレイスにはどのようなジャンルのNFTが取り扱われていますか?
NFTマーケットプレイスでは、デジタルアート、コレクターズアイテム、ゲームアイテム、メタバース関連コンテンツなど、さまざまなジャンルのNFTが取り扱われています。
自分の関心に合ったジャンルのNFTを扱っているマーケットプレイスを選ぶことが重要です。
NFTマーケットプレイスではどのような決済方法が利用できますか?
多くのNFTマーケットプレイスでは、イーサリアムやマティックなどの主要な仮想通貨での決済が可能です。
最近では、日本円での決済にも対応しているサービスも登場しています。
初めてNFTに触れる人には、仮想通貨の準備が不要で日本円決済できるマーケットプレイスがおすすめです。
NFTマーケットプレイスの手数料はどのようになっていますか?
NFTの取引には、出品手数料、購入手数料、ロイヤリティなど、さまざまな種類の手数料がかかります。
手数料の総額を確認することが重要です。
また、ブロックチェーン上での売買にはガス代(トランザクション手数料)もかかるため、手数料が高すぎると取引コストが膨らむ可能性があります。
NFTマーケットプレイスの信頼性とセキュリティはどうですか?
NFTマーケットプレイスは、ブロックチェーンを利用したサービスであるため、サービス運営元の信頼性やセキュリティ対策が重要です。
大手企業が運営するマーケットプレイスや長年サービスを提供しているプラットフォームであれば、比較的安心して利用できます。
一方で、新興のマーケットプレイスではセキュリティリスクが高くなる可能性があるため、十分な注意が必要です。