はじめに
仮想通貨取引の世界に足を踏み入れるには、信頼できる取引所の選択が不可欠です。
その中でもビットバンクは、国内有数の取引量を誇る人気の取引所として名高く、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。
本記事では、ビットバンクの口座開設プロセスや特徴、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
口座開設の手順
ビットバンクで取引を始める第一歩は、口座開設からスタートします。
手続きは簡単で、ほとんどがオンラインで完結できます。
基本情報の登録
まず公式サイトにアクセスし、メールアドレスを登録します。
仮登録メールが届くので、そのリンクをクリックしてパスワードを設定します。次に、氏名、生年月日、住所など基本的な個人情報を入力していきます。
この段階で、取引目的や職業、年収なども質問されます。
bitbankでは適切な投資家保護の観点から、利用者の属性を確認しているのです。
正直に回答しましょう。
本人確認書類の提出
次は本人確認です。
運転免許証やパスポートなどの本人確認書類の画像をアップロードする必要があります。
手順に従って、書類の全ページをスマートフォンで撮影し送信します。
書類が審査に通れば、口座開設は完了です。
審査は通常1営業日以内に完了しますが、書類の内容によっては時間がかかる場合もあります。
二段階認証の設定
セキュリティ強化のため、二段階認証の設定を強くおすすめします。
Google Authenticatorなどのアプリをダウンロードし、QRコードを読み取って新規アカウントを発行します。
認証コードの入力を求められるので、アプリに表示されるワンタイムコードを入力すれば設定完了です。
不正ログインの危険を大幅に低減できます。
取り扱い通貨
ビットバンクが魅力的な点の一つが、取り扱い通貨の多さです。
一般的な仮想通貨から、珍しいアルトコインまで38種類もの通貨に投資できます。
主要通貨
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)など、大手の仮想通貨が取り扱われています。
時価総額の高い銘柄が中心となります。
これらのメジャー通貨は流動性が高く、売買が成立しやすいというメリットがあります。
特に長期保有を考えている場合は、主要通貨に投資するのが無難でしょう。
国内発のアルトコイン
ビットバンクでは、日本発の独自トークンであるアルトコインも数多く上場しています。
- モナコイン(MONA)
- ペイキャッシュ(PAYPAY)
- コウモリ(BSC)
- JPYC(JPYC)
アルトコインは値動きが大きいため、リスクは高くなりますが、大きな利益を狙える投資対象でもあります。
投資に慣れた方におすすめの銘柄です。
手数料体系
ビットバンクの魅力は、手数料が安いことにもあります。
国内の取引所と比べても、かなり低水準に抑えられています。
取引手数料
取引手数料は、売買の種類によって異なります。
売買の種類 | 手数料 |
---|---|
メイカー取引 | -0.02% |
テイカー取引 | 0.08% |
メイカー取引では手数料が還元され、実質的な収益に繋がります。テイカー取引でも低水準の手数料率となっています。
入出金手数料
ビットバンクでは、基本的に入金手数料は無料です。出金の際は、仮想通貨の種類によって手数料が異なります。
- ビットコイン: 0.0005BTC
- イーサリアム: 0.0025ETH
- 日本円: 324円
出金手数料がやや高めに設定されているため、出金の際は事前に十分確認する必要があります。
セキュリティ対策
ビットバンクは、ユーザーの資産を守るため、セキュリティ対策にも力を入れています。
主な対策は以下の通りです。
マルチシグ方式
ビットバンクでは、ユーザーの資産を分散して管理しています。
一つの鍵だけでは資金にアクセスできない、マルチシグ方式を採用しているのです。
これにより、ハッカーの攻撃を受けても資産が守られます。最新のセキュリティ対策が施されています。
コールドウォレット
ビットバンクの資金の大半は、インターネットにつながっていないコールドウォレットで保管されています。
オンラインにつながっていないため、ハッキングのリスクが極めて低くなります。
資産の流出を最小限に抑えられるよう配慮されています。
二段階認証
不正アクセスを防ぐため、二段階認証の設定を強く推奨しています。
Google Authenticatorなどのアプリでワンタイムパスワードを設定することで、セキュリティがさらに高まります。
メリット・デメリット
ビットバンクの利用を検討する際は、メリット・デメリットを確認する必要があります。
自身のニーズに合った取引所を選ぶことが重要です。
メリット
- 取り扱い通貨種類が豊富
- 取引手数料が業界最安水準
- レンディングサービスで追加収入可能
- セキュリティ対策が万全
- 使いやすいスマホアプリを提供
デメリット
- 日本円の出金手数料が高め
- レバレッジ取引ができない
- 取り扱い通貨数が他社より少ない
まとめ
以上が、ビットバンクの口座開設手順や特徴、メリット・デメリットの解説でした。
国内有数の取引所として評価が高く、取り扱い通貨の多さや低手数料、高いセキュリティなどが魅力的です。
一方で出金手数料の高さなど、いくつかの課題も指摘されています。
ビットバンクでの取引を検討する際は、自身のニーズに合っているかどうかをよく吟味し、デメリットも十分理解したうえで判断することが大切でしょう。
仮想通貨投資は自己責任が原則です。しっかりと情報を収集し、慎重に口座開設を進めていきましょう。
よくある質問
ビットバンクの口座開設は簡単ですか?
口座開設はオンラインで完結し、比較的簡単に行えます。
公式サイトでメールアドレスを登録し、本人確認書類の提出が必要になります。
審査は通常1営業日以内に完了するため、スムーズな手続きができます。
ビットバンクはどんな通貨を扱っていますか?
ビットバンクは、ビットコインやイーサリアムなどの主要仮想通貨から、モナコインやペイキャッシュなどの国内発アルトコインまで、38種類もの通貨を取り扱っています。
大手通貨は流動性が高く、アルトコインは値動きが大きいため、幅広い投資対象が用意されています。
ビットバンクの手数料はどのように設定されていますか?
ビットバンクの取引手数料は業界最安水準に抑えられています。
売買の種類によって異なり、メイカー取引では手数料が還元され、テイカー取引でも低水準の手数料率となっています。
ただし、出金手数料は やや高めに設定されているため、事前に確認する必要があります。
ビットバンクのセキュリティはどのように対策されていますか?
ビットバンクは、ユーザーの資産を守るためにセキュリティ対策に力を入れています。
マルチシグ方式の採用やコールドウォレットでの資金保管、二段階認証の設定推奨など、最新のセキュリティ対策が施されています。
これらにより、ユーザーの資産が適切に保護されています。